英語で「最近買ったシャツを着ていくね」と言う時に、wearを使っていませんか?
実は場合によって、wearが「着る」の訳として不適切なことがあります!
こんな基本的な単語でも落とし穴があるので、正しい表現を一緒に学びましょう!
目次
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みなさん、こんにちは!アーサーです!
「英語で『着る』は常にwearを使えば大丈夫!」と思っていると危険だって知っていましたか?
今回は『着る』を英語でシチュエーションに合わせて正しく言う方法を学びましょう!
『着る』=wearだけではない?
辞書で「着る」を調べるとwearが出てきますよね。
そのため毎回「wear」を使ってしまう方が多いですが、実は「着る」には2通りの言い方があるんです。
日本語では、①上着を着ている状態と、②上着着る動作をどちらも同じ動詞で表しますね。
しかし英語で①は状態の動詞、②は変化の動詞で使い分けをするんです!
『着る』を表す2つの動詞とは?
①の状態の動詞で使うのがご存知の「wear」です。
I’m wearing a coat.
I wore my coat today.
など、身に纏う瞬間ではなく、着ている状態についてのみ言及しています。
一方で、②の変化の動詞として使うのは「put on」です。
I put on my jacket.
I put on my hat.
などは、身に纏う瞬間にフォーカスを当てています。
ここが混乱が起きやすいポイントですね。
「get dressed」はどう使う?
「wear」や「put on」の他に、「着る」を意味するフレーズとして「get dressed」を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
「wear」や「put on」が1つのアイテム(シャツor帽子など)に使うのに対して、
「get dressed」は全身に身につけるもの全て(シャツとズボンと靴下など)を一度に着用する動作を表します。
例:He took 30 minutes to get dressed. 「彼は服(その日着ているもの全般)を着るのに30分かかった」
実際に使い分けられるようになるには?
ポイントは、頭の中のイメージです。
「着ている状態」を表したいなら、「wear」
「着る動作」を表したいなら「put on」
また、「〜をして、〜をして、〜をした。」のように、その日やったことを羅列して説明する時は、変化の動詞を並べることが多いので「put on」を使いましょう。
まとめ
今回は「着る」を表す単語について解説をしました。
これからは、状態について話したいのか、変化(動作)について話したいのかによって「wear」と「put on」を使い分け流ようにしましょう!
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