3月 22

英語を直してもらってもスピーキングは伸ばせない?!

みなさんはネイティブと会話する時に

スピーキング力を伸ばしたい!と思って

「Please correct my English.」などと言って英語を訂正してもらおうとしていませんか?

もちろん、これをしてもらうことで新しい知識を得ることはできますが、

実は総合的にスピーキングを伸ばす上ではあまり効果的ではありません。

今回はその理由と、

代わりにどうすればスピーキング力をアップさせられるのか学んでいきましょう!

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みなさんはネイティブと会話する時に

スピーキング力を伸ばしたい!と思って

「Please correct my English.」などと言って英語を訂正してもらおうとしていませんか?

もちろん、これをしてもらうことで新しい知識を得ることはできますが、

実は総合的にスピーキングを伸ばす上ではあまり効果的ではありません。

僕も日本語を勉強している時同じことをしていましたが

スピーキング力は全然伸びなかったのです。

そもそも「Please correct my English.」とお願いしても直してもらえない!

まず、よく僕が耳にするのは『「英語を直して」とネイティブにお願いしても、なかなかやってくれないんです。』という言葉です。

その大きな理由としては、ネイティブとしては、あくまでもコミュニケーションを取るために英語という言語を使っているだけなので、細かいミスを訂正するのは正直『めんどくさい』という気持ちが大きいからです。

じゃあ英会話レッスンの講師なら、生徒の英語を訂正するのが仕事だから、やってくれるだろうと思いますよね?

しかし、それも同じ理由で、実際に全部細かく直してくれる先生はかなり少ないです。

ミスを指摘されすぎるとどうなるか

たとえミスを全て指摘されたとしても、結果としてモチベーションが下がってしまいます。

僕が講師になりたての頃の生徒さんも、僕が細かく英語を訂正すると、やる気がなくなって辞めてしまう方が多かったです。

間違いを指摘されるばかりだと、モヤモヤして、楽しむこともできなくなりますよね。

日本の英語教育でテストのスコアを上げるためなら、

確かに細かくミスを直してもらうことが効果的な場合もあるでしょう。

しかし、そのやり方では実際に英語を使ってコミュニケーションを取る上で必要なスピーキング力は伸びないのです。

必要なのはマッスルメモリー

「英語が上手く話せない」「正しい答えは知っていても何度も同じミスをしてしまう」のとよく似ているのが、「自転車に乗れない」ことです。

つまり、マッスルメモリーがまだ鍛えられていないことが大きな原因です。

新しい情報を学ぶことだけではマッスルメモリーを鍛えることはできません。

新しい情報を実際に使えるスキルにする必要があります。

そのためにはとにかく話すこと。

できれば英語の先生じゃない人と話すことがカギになります。

なぜなら人は、楽しいと感じている時に最も学習ができると言われているからです。

そして、社会言語学では好意を抱いている人の喋り方や使う表現を無意識に真似する傾向にあると言われています。

なので、ネイティブの友達などがいれば、できる限りたくさん話すようにしましょう。

同じ話を何回もする!

ただとにかく話す時間を増やせば良いかというと、それだけでもないのがややこしいところ。

話しているのに中々伸びないなんてこともよく聞きますが、

その原因は毎回違うトピックを話しているからであることが多いです。

できれば何回も同じトピックに触れて、

毎回新しい発見をしながら練習するのがマッスルメモリーを鍛えるコツです。

相手が毎回違う人であれば同じ話を繰り返しても問題ないですね。

どうしても気になることを質問したい時

「Please correct my English.」と言ってみっちり英語を直してもらうのが逆効果だということはお分かりいただけたと思いますが、

それでも会話をしていると「これはなんて言うの?」とか「これ多分合ってない言い方だよな」って思うことがたまに出てくると思います。

そういった時に限っては「How would you say that?」と言って質問してみましょう!

ただ、そこで注意したいのは、いっぺんに色々なことを直そうとするのではなく、

一度に一つずつの項目にフォーカスすることです。

毎回1%ずつ改善していけばかなり大きな成果が出せるので、欲張らず焦らず、一つずつ改善するようにしましょう。

まとめ

勉強という勉強をせずに、スピーキング力を伸ばすには、

「Please correct my English.」と言ってミスを指摘してもらうことではなく、

何度も同じ会話を練習してマッスルメモリーを鍛えることにフォーカスすることが大切です!



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