日常会話でよく使う「久しぶりに」というフレーズ、英語で正しく言える自信ありますか?
after a long timeと日本人の方が言っているのをよく聞きますが、実はこのフレーズはこれはネイティブからすると「ん?」と思ってしまうポイントがあります。
「久しぶりに〜した」の言い方をもう間違えないようにするために是非今回の動画も最後までご覧ください!
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日常会話でよく使う「久しぶりに」というフレーズ、英語で正しく言える自信ありますか?
after a long timeと日本人の方が言っているのをよく聞きますが、
実はこのフレーズはこれはネイティブからすると「ん?」と思ってしまうポイントがあります。
日本語→英語に翻訳しようとすると..
確かに、「久し(長い間)」=long time、「ぶり」=afterという
日本語の単語から英語の単語に訳す方法だと、after a long timeというフレーズが正しく感じられるかもしれません。
しかし、その「訳す」やり方だと様々な混乱や、変な英語を覚えることに繋がってしまいます。
以下は実際にあった間違った文章です。
-I came here after a long time.
-I haven't eaten ramen in a long time.
-I'm back after a long time.
英語の本来の目的
いつも僕がお伝えしているのは、
英語の目的は頭の中のイメージ・気持ち・情報、いわば「メッセージ」を相手に伝えることです。
自然な英語を話すためには、単語を訳すことではなく、この「メッセージ」というものにフォーカスを当てなくてはなりません。
After a long timeのイメージ
このフレーズのイメージは、
①何かが起こって→②長い時間が経って→③何か他のことが起こる
日本語で言うと、「しばらくしたら」に近いです。
例えば
I ate breakfast, and then after a long time, I got hungry again.
(朝食を食べて、しばらくしたら、またお腹がすいた。)
のような感じです。
①がはっきりと明言されていなくても、何があったと言うことは暗示されています。
「久しぶりに」のイメージ
一方で「久しぶりに」は、ご認識のように、以下のようなイメージですよね。
「何かが起こって」→「長い時間が経って」→「また同じことが起こる」
この場合は、①が明言されていないと、何があったのかが不明瞭で不自然に感じてしまい混乱の原因になってしまいます。
例えば、
I ate ramen after a long time.
と言われても、①の部分がないので、「after a long timeって何の後?その前は何をしたの?」と思われてしまいます。
I ate ramen after a long time of not eating ramen.
にすると、①がnot eating ramenだとはっきりしているので意味を伝えることができます。
でもそれって...言葉が長すぎるし、回りくどいですよね。
「久しぶりに」の簡単な言い方
それはズバリ...
「for the first time in a while」
「for the first time in a long time」
「for the first time in forever」です!
これも日本語の「久しぶりに」に比べると長いですよね。
でもネイティブはこう言うんです。
※日本語にはこのように、一言で表現できる言葉がたくさんあるので素敵ですよね。
具体的には
I ate ramen for the first time in a while.
(久しぶりにラーメンを食べた。)
などです。
ちなみに、具体的な期間を入れる場合は
I ate ramen for the first time in three months.
(3ヶ月ぶりにラーメンを食べた。)
のように、「for the first time in + (期間)」を使いましょう。
まとめ
「久しぶりに」はafter a long timeだと、何のアクションがその前にあったのかが不明瞭で混乱を起こしてしまうので、少し長いですが、
for the first time in a while
for the first time in a long time や、
期間が明確な場合は
for the first time in + (期間)
で表現しましょう!