I’m good at =「 〇〇が得意」と覚えておけばどんな場面でも使えて便利!
と思っていませんか?
実はこれ、とても危険な罠なんです。
今回は「 〇〇が得意」を場面に合わせて正しく言う方法を学びましょう!
目次
動画レッスン
音声レッスン
テキストレッスン
みなさん、こんにちは!アーサーです!
I’m good at =「 〇〇が得意」と暗記することが
色々な間違いのタネになっているってご存知でしたか?
I’m good at が「 〇〇が得意」と言う意味になるケース
確かに I’m good at が 「 〇〇が得意」という意味で使われることもよくあります。
I’m good at English.
I’m good at cooking.
などは自然な文章ですし、何も間違っていません。
しかし、I’m good at =「 〇〇が得意」だと暗記しているだけだとおかしな文章になることもあります。
I’m good at =「 〇〇が得意」と覚えてはいけない理由
例えば「私はアーサーより英語が得意です」という文章を作ろうとした時に
I’m good at =「 〇〇が得意」と暗記していると
I’m good at English than Arthur.となってしまいます。
しかしそれではネイティブには非常に不自然に聞こえてしまいます。
正しくは I’m better at English than Arthur. となります。
「A=B」で言語を覚えるとどうなる?
僕自身も日本語を学び始めた時はこの罠に陥っていました。
「A=B」で日本語を暗記していたのです。
昔アメリカに住んでいる時に
父と姉が旅行から帰ってきたので、
日本語の上達を見てもらいたくて
「ウェルカムホーム(おかえりなさい)」のボードを書いたんです。
ウェルカム=「ようこそ」
ホーム=「家」
そして日本語の語順は逆になるのと
動詞の後ろには「ます」を付けるから、、
そうやって「A=B」のマインドセットで出来上がった文章が
【家をようこそます!】でした。。
言語はもっと柔軟に!
言語の目的はコミュニケーションです。
会話の相手は「その言い方間違えてる」「その答え方違うよ」なんて考えていません。
なので「A=B」ではなく、
メッセージを伝え合うことに焦点を当てましょう。
ポイントは、同じメッセージを持つフレーズを練習することです。
練習
それでは早速同じメッセージを持つフレーズを練習してみましょう!
私はアーサーより教えるのが得意です。
→I am better at teaching than Arthur.
→Arthur is worse at teaching than me.
→Arthur is not better at teaching than me.
→Arthur cannot teach as well as I do.
私はアーサーより料理が得意です。
→I am better at cooking than Arthur.
→Arthur is worse at cooking than me.
→Arthur is no better at cooking than me.
→I’m not worse at cooking than Arthur.
まとめ
今回の動画では「I’m good at」を例に
「A=B」で英語を覚える危険性についてお話ししました。
何より英語を学ぶ上での一番の壁は、
フレーズや文法を学んでも実際に英語を話す場面になると上手くいかないことです。
僕は「外国人と話す機会がない」「外国人と話すと緊張する」そういった方のためにユーコネクトを作りました。
ユーコネクトについては、以下のリンクをご覧ください。
いつも楽しく聞かせて頂いてます。
今回の内容でちょっと違和感を感じました。
日本語の「得意」は誰かとの比較で使う事はあまり無いように思います。
「得意」は「自分のできる事の中で良く出来ているという事の自己評価」的な使われ方ではないかと。
確認したところ「意を得るの意 ① (━する) 自分の気持にかなうこと」とありました。
他の人と比較した場合は「上手い」とか「上手」が使われると思います。
もしかすると英語では自己評価的な「得意」のようなニュアンスはあまり使われないのかなとも思います。
そこら辺の違いなどがありましたら、また教えていただけると嬉しいです。