I want another one, I want the other one.
こういうフレーズを、どうやって使い分けるんでしょうか?
“another”と“the other”はあなたもよく使うフレーズだと思いますが、正しく使い分けられていますか?
いろんなところで論理的(ろんりてき)にこれらのフレーズを教えているところがあります。でもあなたは話すときに論理的に考えて話しませんよね。感覚やフィーリングで話すはずです。
このエピソードでは、これらのフレーズを感覚に基づいてどのように使い分けるかをシェアしていきます。
目次
コラム
今日はこの“the other”と”another”というフレーズをやります。
それぞれ見ていきましょう!
The otherの紹介
Otherという言葉はそんなに難しくありませんが、この言葉の前に来る冠詞(かんし)の“the”が重要です。
すべてのネイティブスピーカーなのかはわかりませんし、あくまで僕の感覚ですが、僕が冠詞の”the”を使う時は“なにか特定されたもの、明確なこと、それがなんであるかを自分も相手も知っている”というメッセージが込められています。
なので通常“the other”という言葉を使う状況は二つの選択肢がまさにあなたの前にある状況です。
A: We have two, do you want this one?
B: No, I want the other oneA: Do you want this pen?
B: No, I want the other one.
さあ、まず発音を確認しましょう
このフレーズを自然な感じに発音するコツはなんでしょう?
そのコツはそれぞれの二つの単語の音を同じようにハッキリとは発音しないということ。リズムをつかむことです。英語では、重要な音をはっきりと大きく発音します。逆に重要でない言葉はあいまいに発音します。
このフレーズでは、otherなのでそれをしっかりと発音し、theも大事なんですがはっきりとは発音しません。
実際に多くの場合、the のEの音はother のOの音と混じって“thother”のようになります。
A: Do you want this pen?
B: No, I want “thother” one.
文字だと2つの言葉ですが、気持ち的には一つの言葉のようになります。なので発音も一つの言葉として発音するんです。
では練習してみましょう!
I want the other one.
Can I have the other one?
Where is the other one?
さて次はanotherについてです。
Anotherはa とotherの組み合わせです。
じゃ、なんでNが入るの?なんでeotherじゃないの?と思いますね。
なぜなら、ネイティブスピーカーはめんどくさいルールを作るのが好きなんです。
あはは、冗談ですよ。NをAと母音で始まる言葉の間に加えるのは、発音しやすくするためです。
それはさておき、話に戻りましょう。
冠詞(かんし)のAは特定されていないもの、はっきりとしたイメージがないとき、またはあなたが話していることがなんであるのかを相手が知らないときに使います。
なので、僕たちはほかに選択肢がない場合、もしくは2つ以上の選択肢があるときにこのフレーズを使います。
Like in this example sentence:
A: “Here’s a pen, do you want it?”
B: “Umm, I’d like another one”
え?なんで?と思いますよね。
なぜなら、その人はほかのペンを持っていません。
だから彼の頭の中では特定のペンを持っていないということになります。
思い出してください。冠詞のAは“ひとつの”という意味です。
なので一つのものにしか使えません。
もしあなたが一つ以上のものが欲しい時にはI want other ones”ということになります。
それでは発音をみていきましょう。
The other と同じでメインの言葉はotherです。そう、なので冠詞のAははっきりと発音しません。
実際に多くの人がaを全く発音しません。
しかも書く時でさえaを省いて(はぶいて)I want ‘nother oneと書かれているのを見ることがあるかと思います。
ここのポイントは…僕が思うに…“アメリカ人は母音(ぼいん)が嫌い!” あはは
まぁそういうわけじゃないだろうけど、実際に母音を無視しますね。
きっと皆さんが読まないであろう“英会話メルマガ”のようなやつですね。・・・僕のメルマガほどは読んでないでしょ??・・・なんてね(笑)
さ、練習しましょう!
Together, lets practice saying “I want another one” together
Ready? Go!
“I want another one” x3
今回のエピソード、楽しんでいただけましたか?
でもちょっと質問があります。
明日、外国人を目の前にして実際の状況で今日学んだことを正しく使えますか?
それがたいての日本人が抱える悩みで、頑張って勉強するのに実際の状況になると全く使いこなせないんです。
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アーサーより
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That’s—-という返答の仕方だけでなく、色んなシチュエーションでの返答の仕方を教えて欲しい。