FoodとFoods、どちらも同じ意味として英会話で使っていませんか?
実はFoodとFoodsには明確な違いがあります。混同して使ってしまうと、ネイティブを混乱させてしまうことも。
今回はFoodとFoodsの使い方について学びましょう。
目次
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みなさん、こんにちは!アーサーです!
今回は「FoodとFoodsの使い分け」というテーマについて解説します。
実はFoodとFoodsは意味やニュアンスが微妙に異なります。
間違った方を使ってしまうと、相手に誤解を与えかねません。
FoodとFoodsはどうやって使い分ければいいのか、みてみましょう!
FoodとFoodsの使い分けに重要なのは可算名詞と不可算名詞
FoodとFoodsを使い分けるには、可算名詞と不可算名詞が大切です。可算名詞とはその名の通り「1つ2つ」と数えられる名詞のこと。一方不可算名詞は数えられない名詞のことです。
可算名詞と不可算名詞が持つイメージは、それぞれ以下の通りです。
可算名詞:1つのまとまったパッケージ
不可算名詞:その材料自体
例①an apple vs apple
次の例文について考えてみましょう。
This pie has an apple in it.
上記の文章では、可算名詞としてappleが使われているので「パイの中にりんごが丸ごと入っている」というニュアンスになってしまいます。
一方次の文章ではどうでしょう。
This pie has apple in it.
この文章だと「りんごは粉々にカットされてソースと一緒にパイに入っている」というニュアンスになります。
もう一つ例文をみてみましょう。
Can I have apple?
上記の例文だと、りんごはカットされて出てきます。ではりんごを丸々1個食べたい時は何と言えば良いでしょうか?正解は以下の文章です。
Can I have an apple?
例②waters vs. water
可算名詞の場合は、1つのまとまったパッケージを表します。つまり “a water”はグラスに入った水や、ボトルに入った水を指します。
一方不可算名詞はその材料自体を表します。つまり “water”は海や湖にある水、水道から出る水のように、壮大なイメージになります。
以下の例文について考えてみましょう。
Can I get some water?
上記の例文は「水を1杯もらっていい?」という意味で、決して「水道から水を出してくれ」という意味ではありません。
例③Foods vs food
可算名詞はまとまりを表します。つまり“foods”は加工食品、日本食などのまとまりを表す際に使えます。
一方“food”は、寿司、天ぷらなど食べ物単体を指します。
次の例文をみてみましょう。
Many people eat processed foods(多くの人は加工食品を食べます)
上記の例文では、加工食品全体をまとまりとして表現するのでfoodsを使います。
ここまで3つの例を紹介してきましたが、英会話をする際に「どっちを使うべきかな?」と考えている時間はありません。
最初は間違ってもいいので、今回紹介した表現を実践英会話でどんどん使ってみましょう。次第に感覚的に使い分けられるようになりますよ。
また以下の無料ガイドも、英会話の手助けになりますので、ぜひ活用してみてください。