2月 20

外国人と話すとき、相槌を多く打っていませんか?「ウンザリ」されているかもしれません!

外国人の話を聞いているだけで、

もしかしたら迷惑をかけているかもしれません。

そうなんです。「外国人に話しかける」のではなく、

「聞くこと」だけでです。

意識していないかもしれませんが、

日本人にとって会話の時に当たり前で、

しないと失礼だと思われる日本文化の「あること」があります。

でもこの「あること」は日本の文化に慣れていないアメリカ人にとって、逆にとてもうるさいことなのです。

多くの英会話レッスン、または家庭教師は日本の文化に慣れすぎてこの「あること」教えてくれません。

そのレッスンを受けた日本の方々は

外国人と話したいのに

外国人と仲良くなりたいのに

知らずに迷惑をかけてしまいます

でももう心配する必要はありません。

あなたはこの問題を乗り越えることができます。

今回のコラムを読めば

会話をする時、スムーズに優しく話して

「話してよかった!」という相手の笑顔を見ることができます。

この外国人がよくイラっとしてしまう日本の文化の「あること」とは?

今回のコラムでご紹介します。

相槌を打ちすぎてウンザリ!と思われる日本の文化

日本の文化では相手の話を聞く時によく相槌を打ちます。

もちろんアメリカでも相槌は会話に欠かせません。

でも日本の相槌とアメリカの相槌では大きな違いがあります。

日本人の相槌はアメリカ人の相槌よりものすごく多いです。

おおよそ、会話をする時に日本人の相槌はアメリカ人の相槌より3倍ほど多いです。

「昨日の夜に」

「うん」

「レストランに行ったんだけど」

「うん」

「すごい並んでてさ」

「うん」

このような会話は日本の文化に慣れていない多くのアメリカ人にとって

正直、とてもうんざりしてしまいます。

僕の場合も、日本人と初めて話したとき、

相槌が多すぎてびっくりしただけでなく、

実際にイライラしてしまったんです。

「なんでこんなに相槌をしてるんだろう?」

と思っていました。

ではなぜ日本人の相槌は他の文化と違って外国人をイライラさせてしまうのでしょうか?

その理由に、大事なメッセージが隠れています。

同じことでも文化によって伝わるメッセージが変わる

日本の文化では、敬意を伝えるために意識せずやることがたくさんありますよね。

お辞儀とか、食事後に「ごちそうさま」と言ったりなど。

でもこれを違う文化に置き換えると、

伝わるメッセージがだいぶ変わることが少なくありません。

日本では当たり前なのに、アメリカでやると印象が全く違う様々なことを挙げてみました。

相槌のやり方はその1つです。

外国人と話すとき、

日本語でやるのと同じように相槌を打つと伝わるメッセージが変わってしまいます。

どう変わるのでしょうか?

相手の話を聞いていないと思われてしまう

実は、アメリカ人と話すとき相槌を打ちすぎると、相手の話を聴いていないというメッセージが伝わってしまいます。

日本語と完全に逆のメッセージになります。

僕は日本で日本人と初めて打ち合わせをした時、相手は「はい、はい、はい、はい」と言って相槌を打ちすぎていて、「僕の話を聞いていないのかな?」と思ったりしました。

相槌を打ちすぎると、

相手の話を聞くより相槌自体にフォーカスしているように感じるのです。

そのため「あなたの話を聞いている」というメッセージは

「聞いていると思ってもらうだけで十分」に変わってしまいます。

これでは相手に与える印象は良くないですよね。

さらに多くのアメリカ人がイラっとするもう1つの理由があります。

自分の話に集中できなくなる

相手が日本の文化に慣れているとしても、

相槌が多すぎると困ることがあります。

それは、相手が集中できなくなってしまうということです。

僕は話をする時、言いたいことに集中しようとします。

でも相槌を聴く度に、その集中力が一瞬でなくなってしまいます。

相手が相槌を打てば打つほど僕は言いたいことが伝えられなくなります。

僕だけとは限りません。

僕の家族、友達も日本人と話す時に、相槌を聞くと話が一瞬止まります。

相槌が増えれば増えるほど話が遅くなり、イラっとしてしまいます。

ではどうすればいい?

ではアメリカ人と会話をするとき、どうすればいいのでしょうか?

何をすれば「あなたの話を聞いている」というメッセージを優しく伝えられるのでしょうか?

一般的に

相手が話を一回止めた時に相槌を打ちます。相手の話が一度止まったので、相手の集中力の邪魔にならないからです。

 

話が長いときは

あなたはきっと、日本語で話すときと同じように相槌を頻繁に打ちたいと思うはずです。

でも頑張ってください!

我慢してください!

相手の話が終わらない時、だいたい10秒ごとなら相槌を打っても問題ありません。

言葉で相槌を打たなくてもいい

言葉なしで「あなたの話を聴いている」というメッセージを伝えることもできます。

アメリカ人はよく相手と目線を合わせて何も言わずに頷くだけのときが多いです。

僕もこれをよくやっています。

さて、これで日本とアメリカの相槌の大きなやり方の違い、印象が分かりました。

これからはアメリカ人との会話をよりスムーズに、優しくでき、相手の笑顔を見ることができます。

このコラムに関して何かご質問ありませんか?

以下のコメント欄で是非聞かせてください。

アーサーより


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相槌


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  1. なるほど。アメリカ人と英語で話すときは、こちらがアメリカ側の文化に合わせて相槌を減らすべきなのか。
    反対にアメリカ人と日本語で話すときには、むこうに相槌を多く打ってもらうべきってことなのかな。
    それとも日本語でもアメリカ文化に合わなければいけないのかな?

  2. むしろこっちの文化理解しろ、これがこっちの文化なんだ、別に悪い意味ではないってくらいの勢いがない人に、ネイティブと普通に話せるとは思えないですけどね。せっかく言語があるのですから、何か言われたら、これがこっちの文化と説明すればいいだけです。遠慮がちな日本人をさらに増幅させるグローバルから遠く離れたとても日本的な記事だと思いました。

  3. 確かにトランプ大統領の演説や会話を聞いている部下の人は黙って頷いていますよね。
    もしも日本風の「うんうん」「へー」「うーん」「なるほど」などとトランプ大統領に
    言ったら彼は烈火のごとく怒るでしょう。あと日本人は学校の先生が話している時は
    絶対相づちしないんですよね。大学の講義でも質問以外は黙っています。一方で友達や
    子供の前で相づちしているのを見かけているので、おそらく権威も警戒心のない相手には
    相づちをしてしまうんじゃないかと思います。ある意味、欧米人と違って対等な立場を
    考えるのではなく、上下関係を決めて態度に出しているのではないでしょうか。

  4. Hi Arthur!!
    I understand the difference between Japanese and American culture. I have been able to realize my mistake that say “yeah yeah yeah…..oh ? really?….”when I just talked with you.
    It’s just Japanese culture that a lot of Japanese think “better” but a lot of international people think “a little bad”.
    I’d like to understand more difference between Japanese and International culture.

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