「丁寧に話せるようになりたい!」
と思ったことはありませんか?
丁寧に英語を話して、
相手の違和感をなくしたい
相手に自分のことを嫌にならないでほしい
ビジネス英語をスムーズにしたい
という理由で丁寧な英語を勉強したいと思ったことがあるかもしれません。
でも丁寧に話したら、上記のことができるのでしょうか?
正直に言うと、アメリカ人は「丁寧な英語」を使わないんですよ。
ご注意ください!「丁寧に話さない」からといっても、礼儀がないというわけではありません。「丁寧な英語」ではない別の英語があります。
では英語で丁寧に話したい時に、どんな風に話せばいいのでしょうか?
アメリカ人が「丁寧な英語」を使わない理由
アメリカ人は、一体どうして教科書で学ぶ「丁寧な英語」を使わないのでしょうか?
アメリカの文化に基づいた理由があります。
アメリカの文化では、丁寧に話すときは非常に少ない。
レストランのウェイターは「Hey guys!」で友達のように声をかけます。
社長は「Call me Bill」と良い、ファーストネームで呼んででもらいたがります。
なんで、アメリカ人はみんな友達のように話すのでしょうか?
文化の基礎を「保ち続ける」ためです。
ご説明します。
アメリカは「平等性」を重視している文化の国です。どんな人でも、みんなは基本的に平等に認められているのです。一方日本は、「上下関係」に基づいた文化です。
どちらの場合も、コミュニケーションはその国の文化の基礎にある人間関係を保っています。
ですからアメリカ人と「上下関係のある」話し方をすると、違和感があります。逆に日本では「距離感なく、友達のように話す」と違和感があるのではないでしょうか。
アメリカは、みんなが平等なので、距離感があると気まずくなります。
では日本語だと丁寧に話したい場面で、どんな英語を使えばいいのでしょうか?
丁寧ではなく、フレンドリーな英語
日本語で丁寧に話すと相手との関係をスムーズにし、そこからのコミュニケーションもスムーズになるのではいないでしょうか?
英語でも人間関係をスムーズにしなければいけません。でも「丁寧な英語」では相手に距離感を感じさせる、違和感になってしまうのです。
アメリカ人は平等性を重視しているので、友達のように話せばいいです。アメリカの文化の最も大事な「平等性」を尊重したいからです。
だから社長をファーストネームで呼べる。
だからウェイターも友達のように話しかける。
どんな場面でも、誰かとコネクションを作りたいなら、友達のように話してみてください。
友達のように話さなくてもいい場面
この「誰とでも友達のように話す」ということは最近の現象です。だからまれに「丁寧な英語」を使った方が良い場面がまだ残っています。
お年寄り
現在の「友達のように話す」文化は60年代の文化革命の中で誕生したので、その前に生まれたお年寄りなどは「丁寧な英語」を認めているかもしれません。
初対面で話す時
知らない人と、ある程度距離感があるのは当たり前です。でもアメリカ人は誰かと初めて会ってからすぐに「友達のように」話し始めるのです。
僕はいつもパーティーなどで誰かに自己紹介したら、2、3分後には友達のように話しかけるタイプです。他の人は初日は丁寧に話すかもしれません。自己紹介のときから「友達のように」話す人もいます。
ではこれから、「丁寧な英語」ではなく「友達のような」英語を使っていきましょう!
あなたの個人的な経験から、アメリカ人はどんな風に話すと思っていますか?
コメント欄で話しましょう!
アーサーより
何回もyoutube見てます。大FUNです。今主人の仕事の都合で、new jerseyに住んでいます。私は英語がうまくないから、いつもつい、下手に出てしゃべってしまいます。
ついつい、英語がへたくそでごめんね、と付け加えたくなるし、英語ができないと、すごく変な目で見られてる気もするし。言ってる意味が分からないと、相手を困らせてしまうこともよくあります。
アメリカ人はとても確かにフレンドリーだけど、ついつい、英語が話せないから、話せるアメリカ人が立場が上で、自分が下のような気持ちになります。
だから何でもポライトな言い方になるのかもしれないなぁ。
なるほど。難しいですね。コミュニケーションは言葉と限りません。この講座を通して、いろいろ面白い発見があるはずです。お楽しみください。
Oh ! I didn’t know it , I thought it should be always talking very polite on business conversation . Now , I understand how different it is between America & Japan’s
culture . From now on , I’ll try to use more friendly way to talk to the customers .
yeah yurina! That’s the best way! make them feel welcome!
例えば、最近の出来事でスーパーのカード売り場にて、隣で選んでいた女性!カードに書いてある事が面白かったらしく、ちょうど隣にいた私に、ねーこれ見て!(と読み上げる(笑))そして笑いながら過ぎ去る。そんなフレンドリーな所が大好きです。お店の中でいつ話し掛けられるかわからないので気が抜けません(^^;;
それから、やたら褒めてくれるのが照れ臭くて慣れません(笑)
Haha! It happens Kaori! Where did you experience this?
MA州西部のTRADER JOE’S店内でした!
そして今回アーサー先生の、この記事を読んで、あまり年上だからといって言葉使いに丁寧さを求めすぎず、もう少し肩の力抜いて良いんだな!気が楽になりました。
Oh wow! I live on the East Side of Massachusetts, near Boston! Thanks for your comment!
先日、アメリカ人の友達から、「なぜ僕を非難(accuse)するのか?」と尋ねられました。もちろん非難したつもりはありませんでしたが、私の英語能力により、彼にはそう聞こえたのでしょう。数分間のやり取りの後、何とか誤解(?)は解けましたが、はっきりとものを言う所はアメリカ人だなぁと、感じました。人にもよると思いますが、比較的アメリカ人の方は、何でもズバズバ言うイメージがあります。
そうですね!特にアメリカの北東部雨の方は、言いたいことをちゃんといってほしいですよね。
でもキョウコさんなら絶対にスムーズにコミュニケーションできると思います。ネイティブの僕でもコミュニケーションの中で誤解がまだたくさんありますけどね。(笑)
naturally,
friendly,
and frankly!
I got to remember that. I like the way you said that!
英語を話していてフレンドリーさと丁寧さの両方が大切だなと実感します。場面や相手によって話し方を変えることは英語でも日本語でも同じですね。
私はお話が第位好きなので、どんどん話しちゃいます!
Awesome Nahoko! Please Talk a lot! You’re right, communication in Japanese and American is similar.
やっぱりこちら側が相手に壁を作ってフレンドリーに出来ないと、さすがのアメリカ人も「ま、いいか」と会話を諦めちゃう気がする。上手くしゃべれなくても、自分の英語に自信を持って、相手と楽しく話せるといいですよね~
NYに少し滞在したとき、この辺の人達はそれほどフレンドリーじゃないなと感じた。
東京と似ている 🙂
Hi Yukiko!
You’re right! ボストンに住んでいる僕もそう思います!アメリカの北東部はフレンドリーじゃなくて有名です。でも必ずそんなわけではないと思います。
北東部の方は日本人と同じように「うち」と「外」を重視していると思います。なので知らない人だったら、関わりたくないタイプが多いと思います。でもその「うち」に入ったとしたら、すぐに仲良くなり、他のアメリカ人より強い友情になると思います。
シアトルに住んでいた頃は、ものすごくたくさんの人に出会い、「なんとフレンドリーだな!」と思ったのですが、今はシアトル出身の友達がほとんどいません。一方、最初はあまり優しくないボストン出身の友達はまだたくさんいます。
長くてすいません(笑)
初対面だから、とか、新人だから、とか、後から来たから、とか、そうゆうことは、全く何も気にせず、自然に会話をして、会話が途切れずに続いて行く感じですね。とても違和感がなくて、とにかく自然体です。私は、どうしても、初対面からいきなりフレンドリーにはなれなくて、時間をかけてしまう。そういう自分を変えたいけど…。
Hi Kiko!
自分を変えたいなら、自分をチャレンジしましょう!練習がたくさん必要なのは当然ですが、諦めないなら、なんでもできます!自信を持って、がんばりましょう!
映画とかドラマを見ているとfuckという単語やassやbitch がよく出てきます。
私が考えているよりも、そういう単語は日常的に使うんでしょうか?
正直、ちょっとアメリカ英語は怖いというかラフな印象です。
まあね。ラフっていうよりは、余計なことなしって言いましょう!(笑)
なるほど!率直なんだよね 笑