相手の誘いや提案に対して「もちろん!」と伝えたくて「Ok, sure」と言ってしまうことはありませんか?
実はこの言い方は意図とは異なる印象を与えてしまうことが多いです。
今回の動画では、「Ok, sure」という表現の複数の意味と、
「もちろん!」と言いたい時に使える代わりのフレーズをお伝えします。
ネイティブとの会話ですぐに役立つ内容なので、最後までお楽しみください!目次
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外国人に何かに誘われたとき、日本語の「もちろん」と同じ感覚で「Ok, sure」と返答したことはありませんか?
実は、「Ok, sure」と言うと、予想外のネガティブニュアンスが相手に伝わってしまうことがあるんです。
今回はこのフレーズが伝えるネガティブなニュアンス3つと「もちろん」という気持ちを伝えるための代わりのフレーズをご紹介します。
「Ok, sure」がネガティブに聞こえるケース①
「Ok, sure」と平坦なトーンで言うと、特に誘いに対してやる気がない印象を与えることが多いです。
例:
A: Hey, let’s go read some books.
B: Ok… sure.
ここでBの発言は「あまり興味はないし、どうでも良いけど、まぁ誘われたからいいよ。」といったような意味に聞こえます。
「Ok, sure」がネガティブに聞こえるケース②
驚く話や信じ難い話に対して「Ok, sure」と返すと、疑いの感情が強く、ちょっと皮肉なニュアンスが感じられます。
例:
A: I ate an elephant sandwich today!
B: Uh-huh, okay sure.
日本語で言うと「はいはい」と言う時のように、相手の話をあまり信じていなくて、軽く受け流しているイメージです。
「Ok, sure」がネガティブに聞こえるケース③
「まあ、あまり大変じゃないなら…」という、消極的な了承を表すときにも「Ok, sure」が使われます。相手がリードする中で自分はあくまで「参加」しているだけという意味を含んでいます。
例:
A: Hey, let’s go on a road trip.
B: Ok, sure.
この場合、Bは旅の計画自体には賛成だが、計画の詳細に積極的には関わらない姿勢が伝わります。
「もちろん!」の意味を自然に伝える方法
相手にも積極的な気持ちがしっかりと伝わる、自然な「もちろん!」の言い方として以下をお勧めします。
1.Of course!
2.I’d love to! (I’dはI wouldの省略形)
3.That would be great!
2や3のように仮定法のwouldを使うことによって、「(本当にできるのか分からないけど)本当にできるなら嬉しい!」のような相手への配慮も表現することができます。
「Sure」は使える?
「Sure」 も使えますが、ポイントは「イントネーション」にあります。
イントネーションは、少し上がってから下がる音の変化をつけると、肯定的なニュアンスが伝わりやすくなります。
また、「Sure」を使う時は 「Sure! I’d love to」や「Sure! That would be great!」のように、他のポジティブなフレーズと一緒に使うことで、意図がより明確になります。
まとめ
英語でのコミュニケーションは、単に言葉を発するだけではなく、伝えたい感情や意図をしっかりと相手に伝えることが重要です。
単語そのものにとらわれず、会話の流れやトーンにも注意を向けましょう。「Ok, sure」一つをとっても、その言い方や文脈により、相手が受け取る意味が大きく変わります。
日々の会話にこの知識を取り入れ、英語でのやりとりがもっとスムーズで楽しいものになることを願っています。