英語を話す上で必須構文のThere is ~.を皆さんはどのように使っていますか?
僕はこの構文を使った間違いをすごくよく目にします。
例えば There is Mt. Fuji in Japan.
これを見て何がおかしいかピンと来なかった人は注意が必要です。
是非今回の動画を見て、There is の正しい使い方を学びましょう!
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英語を話す上で必須構文のThere is ~.を皆さんはどのように使っていますか?
僕はこの構文を使った間違いをすごくよく目にします。
例えば There is Mt. Fuji in Japan.
これを見て何がおかしいかピンと来なかった人は注意が必要です。
There is が自然に聞こえる場面
There is a car outside.
There is a deer in my backyard.
There is a problem with me.
などはネイティブからしても自然に聞こえます。
There is~は場所に関する「相手の知らない新しい情報」を
説明するために使われるフレーズです。
そのため、どれも名詞に’a’がついているのが特徴です。
‘a’は「相手の知らないもの」「相手が’どれ’か分かってないもの」に使うんでしたよね。
There is a car outside.→相手は’どの’車のことか知りません。
There is a deer in my backyard.→相手は’どの’鹿のことか知りません。
There is a problem with me.→相手は何の問題のことか知りません。
※theは逆で、「相手が特定のどのものを指しているか分かっている時」に使います。
There is が変に聞こえる場面
There is Mt. Fuji in Japan.
There is the White House in Washington D.C..
There is BTS in Korea.
などは一見同じような文型に見えますが、
「特定しすぎている」ため、不自然に聞こえるのです。
富士山やホワイトハウスという名前をこのように文章で使っているということは
相手がそれについて既に知っているという前提のはずです。
※例えばI talked with Sam yesterday.と言う時も
相手がSamのことを知っている前提ですよね。
There is Mt. Fuji in Japan.を解体して見ると、
There isは「相手の知らない新しい情報」を説明するためのフレーズなのに対して、
Mt. Fujiという相手が知っている前提の名詞を使っています。
そこが相手が知ってるのか、知らないのかはっきりせず、不自然に感じるポイントなのです。
ちなみに、このようなThere isの使い方をすると、意味が変わってしまいます。
例えば、Oh there’s Sam!と言うとき実際に意味することは
「見て!サムがあそこに立ってるよ!誰か知ってるでしょ。ほら、見て!」ということです。
つまり、すぐそこにある物や人を指して、相手の注意をそちらに向けたい時に使うフレーズになるのです。
正しい言い方①
There is を自然に使うまず1つ目のパターンは、相手が知らない情報の場合です。
相手の知らない情報なので、「There is a + 物や事 + called + 名称」の型を使って
名詞を説明する文章を作りましょう。
There is Mt. Fuji in Japan.
→There is a mountain called Mt. Fuji in Japan.
ちなみに「チャイナタウン」や「ユニバーサルスタジオ」のように
世の中に複数存在するものの一つがその場所にあると言いたい時は‘a’を名詞につけましょう。
I live in Yokohama where there is Chinatown.
→I live in Yokohama. There is a Chinatown.
I like Osaka. There is Universal Studios.
→I like Osaka. There is a Universal Studios.
チェーン店も同様です。
例)In Tokyo, there is a Pizza Hut.
正しい言い方②
次のパターンは、相手が知っている情報の場合です。
この場合はシンプルに「is」を使います。
There is Mt. Fuji in Japan.
→Mt. Fuji is in Japan.
There is Universal Studios in Osaka.
→Universal Studios is in Osaka.
正しい言い方③
最後は、相手が知っている情報でも、知らない情報でも使える便利な「have」です。
Tokyo has a lot of people.
Osaka has Universal Studios Japan.
haveは「持っている」と訳されがちですが、「ある」と言う意味で使うこともよくあります。
まとめ
There is〜は相手の知らない情報を教えるのに使うフレーズなので、
相手が知っている前提のものを文章に当てはめると不自然に聞こえます。
相手の知らない情報の場合は「There is a + 物や事 + called + 名称」
相手の知っている情報の場合は「名称 + is in + 場所」
そしてどちらのケースでも使えるのが「場所 + has/have + 名称」です。