8月 9

Thanks toとThanks forはどう違う?!感謝をそのまま伝えるために英語学習者が知っておくべきこと

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みなさん、こんにちは!アーサーです!

Thanks toとThanks forは非常に似ていますが、実は意味が大きく異なります。

Thanks toとThanks forの違いや使い分け方について一緒に学びましょう!

Thanksが持つイメージ

日本語の「ありがとう」は「有り難い」が変化した形です。「滅多にないこと→特別なこと→感謝すべきこと」のような流れです。

しかし英語のThanksは日本語の「ありがとう」とは全く異なる背景を持っています。

Thanksは“think”を由来とする言葉です。

英語では動詞が過去形、過去分詞形と変化する際、動詞の真ん中にある母音が変化します。

例:

  • drink→drank→drunk

  • swim→swam→swum

  • stink→stank→stunk

thinkも上記の例と同じように「think→thank→thunk」と変化します。

つまりThanksは「何か重要なものごとについて『考える』」というイメージを持っています。

Thanks toのtoとThanks forのforの違い

Toとforは両方とも、方角を表す表現です。

Toは単純に方角だけを意味します。

例:

  • Where are you going to?

  •  I’m going to the bank.

一方forは少し異なります。

forは「ために」と訳すことができ、利益を表します。例えば「日本人のために」のような形です。

I sent a letter to you.だと単純に手紙を送っただけです。しかしI sent a letter for you.だと「あなたのために」手紙を送ったというニュアンスが強調されます。

またforは「〜のため」だけでなく、理由を説明する際にも使用できます。日本語でも「〜のため〜ができない」と言うことがありますが、それと同じですね。

ただしこの使い方は大変古く、実際にはforではなく“because of”を使うケースが大半です。

Thanks forが持つイメージ

Thanks forは感謝の感情の原因を表します。

例えば「何かを受け取り、それが原因であなたに感謝の感情を持った」というイメージです。

  • “Thanks for the present”

Thanks toが持つイメージ

Thanks toは単純に感謝の方角を表します。

「プレゼントをもらったら、プレゼントをくれた人の方角に感謝が向かう」といったイメージです。日本語の「〜のおかげで」と似ています。

Thanks toとThanks forを使い分け方

まとめると「〜してくれてありがとう」と言いたい場合はThanks forを使いましょう。また「〜のおかげです」と言いたい場合はThanks toを使いましょう。

例文:

  • Thanks for helping me. 

  • Thanks to your help, I passed the test.

まとめ

Thanks toとThanks forの違いや使い分け方について解説しました。会話の中で2つの表現をうまく使い分けられるように意識してみましょう。

「もっと英語を学びたい」という方は、以下のフリーガイドをご覧ください。

https://iu-connect.com/free-guide/


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