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みなさん、こんにちは!アーサーです!
あなたは「憧れる」を英語で何て言うか知っていますか?実は「憧れる」に該当する英単語はなく、翻訳しづらいんですよね。
そこで今回は、「憧れる」の直訳がダメな理由と「憧れる」の場面別の英語での言い方について一緒に学びましょう!
「憧れる」を翻訳するのが難しいワケ
「憧れる」に該当する英語はありません。つまり「憧れる」を直訳しようとしてはいけません。
「憧れる」を英語で表現したいのであれば、直訳するのではなく「どうやったらこの感覚を伝えられるか」を考えることが大切です。
辞書で「憧れる」の英語表現を調べてみると“look for”や“yearn after”がヒットします。しかし辞書でヒットしたとしても、実際のニュアンスは異なるケースが多々あります。
“look for”や“yearn after”はどう言う意味?
“look for”や“yearn after”は、何かを失って、それに戻ってきてほしいときに使われる表現です。
例えば恋人が去ってしまって、心の底からもう一度会いたいと願うようなイメージです。
しかし“look for”や“yearn after”は古臭い英語で、あまり実用的ではありません。
“look for”や“yearn after”を使用できる場面
“look for”や“yearn after”を使用できる場面を紹介するために、私の亡き祖母の話をさせてください。
私の祖母はイタリア人で、イタリアの一部だったイストリアという場所で育ちました。第二次世界大戦が終わり、私の祖父と結婚しアメリカへ移住するのですが、その後イストリアはクロアチアの一部になってしまいます。言語も文化も変わり、彼女の故郷は失われてしまったのです。
晩年彼女は、故郷に帰りたいと話しました。そんな時の感情を表すのにぴったりな英語表現が“look for”や“yearn after”です。
「憧れる」の英語での言い方
「憧れる」の言い方はいくつかあり、状況によって適切な言い回しは異なります。
「憧れる」には、以下2つの種類があります。
深く尊敬する
そうなりたい
深く尊敬する場合の「憧れる」の英語での言い方
「先生に憧れている」のように深く尊敬する場合の「憧れる」としては“admire”が適切です。
例文:“I admire that teacher.”「私はあの先生に憧れています。」
もしくは“look up to”も適切な表現です。“look up”は「見上げる」という意味なので、相手が目上の存在である場合に使います。
例文:“I “look up to that teacher.”「私はあの先生に憧れています。」
そうなりたい場合の「憧れる」の英語での言い方
「海外旅行に憧れている」のようにそうなりたい、そこに行きたい場合の「憧れる」としては“I would love to”が適切です。
例文:“I would love to study abroad.”「私は海外留学がしたいです(海外留学に憧れています)。」
もしくは“I wish I could”も適切な表現です。“I wish I could”は「実現は難しそうだけれど実現したらいいな」という時に使う英語表現です。
例文:I wish I could study abroad.「海外留学に行けたらいいな。」
また“I’ve always wanted to”という表現もおすすめです。“I’ve always wanted to”は「したいけど、将来本気で実現させようとは考えていない」という状態を表す英語表現です。
例文:“I’ve always wanted to study abroad.”「いつか海外留学に行けたらいいな。」
まとめ
本記事で紹介した内容をまとめると次の通りです。
“look for”や“yearn after”は古臭い言い方なので使わない方がいい
“admire”“look up to”“I would love to”“I wish I could”“I’ve always wanted to”を場面に応じて使い分ける
「もっと英語を学びたい」という方は、以下のフリーガイドをご覧ください。