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みなさん、こんにちは!アーサーです!
ご存知かもしれませんが、私はドイツ育ちのアメリカ人です。
しかしドイツ語は話せず、英語を話して育ちました。もちろん英語ネイティブなのですが、アメリカに引っ越してアメリカ人と英語で話した時、ある違和感を覚えます。
それは、”Yes”と”No”の使い方についてです。
ドイツ育ちの私がそうだったように、日本育ちのあなたも同じような違和感を抱くはずです。よって今回はそのことについてシェアします!
私がアメリカで感じた”Yes”と”No”に関する違和感
私が”Yes”と”No”の使い方に関して違和感を覚えたのは、否定疑問文に答える時です。
否定疑問文とは、以下のように文章の中に「否定形」が入る文章のこと。
Do you not like cats?
Don’t you drink coffee?
上記の文章に対して”Yes”と”No”を使ってどう答えるかが、ヨーロッパで育った私とアメリカ人では異なったのです!
否定疑問文に対する考え方【ヨーロッパ編】
まずはヨーロッパでの考え方から見ていきましょう(日本人にも当てはまります)。
“You don’t like cats?”「猫は嫌いですか?」
と聞かれた時、何と答えますか?
日本語だと「はい、嫌いです」「いいえ、嫌いではありません(=好きです)」と答えますよね?それを英語にすると以下のようになります。
猫が嫌いなら“Yes, I don't like cats”
猫が好きなら”No, I like cats”
しかし上記のような答え方は、アメリカでは(英語では)間違いです。
否定疑問文に対する考え方【アメリカ編】
アメリカでは、
“You don’t like cats?”「猫は嫌いですか?」
の問いに対して以下のように解答します。
“No. I don't like cats”「はい、嫌いです」
“Yes, I like cats”「いいえ、好きです」
上記の場合「”Yes”と”No”どっちを使えばいいの?」と戸惑いますよね。
ヨーロッパや日本では、質問に賛成する場合は”Yes”、質問に反対する場合は”No”
と答えます。
一方英語では、ポジティブなことを言う際は”Yes”、ネガティブなことを言う際は”No”を使います。
つまり普通の疑問文であっても否定疑問文であっても、猫が好きなら“Yes, I like cats”「はい(いいえ)、好きです」しか使わないのです。
まとめ
英語での”Yes”と”No”の使い方について解説しました。
頭では分かっていても慣れるのには時間がかかります。なぜならあなたが普段日本語で話している話し方とは真逆だからです。
英語で話す機会を設けて、どんどん実践経験を積みましょう。そうすれば次第に慣れてきますよ!