「Oh… no thanks」
また道に迷っている外国人を見かけました。
助けてあげたいのですが、
「断られたらどうしよう?!」
と、なかなか勇気が出なくてスルーしてしまいます。
困っている外国人を見かけ、どうしても助けたいのですが、
結局何もしません。
なぜならある一単語を恐れているからです。
No
誰だってこう言われたことがあると思います。
せっかく話しかけたのに、断られるのはとっても怖いですよね。
相手に怪しいと思われたくないし、わざわざ日本に来た外国人を不快にさせたくありません。
そういう気持ちがあるので、話しかけてみません。noで終わることが恥ずかしすぎて。
でもそこで必ず終わるのでしょうか?
実は相手に断られたとしても、
場面を元に戻すことができ、プレシャーを解消して相手をホッとさせ、笑顔にする方法があります。
「no」と言われても大丈夫!なぜなら、それでもいい印象を残せるからです。
こんなことができる魔法のフレーズがあります。
このフレーズを使って、自信を持って外国人に話しかけているコネクターがどんどん増えています。
断られても相手が笑顔になる「Just asking」
相手に何かをしてあげようとして、断られる時はとっても気まずくなりますよね。
僕がシアトルのバスで日本人の留学生に話しかけたときは特に気まずかったです。
では気まずくなるのはなぜでしょうか?
相手に話しかけることによって、「コミュニケーションの窓」を開けたのです。その「コミュニケーションの窓」が開いている限り、相手は「何か話さなきゃ」「何か話される」というプレシャーを感じます。
相手はすでに「no」 と言ったのでそれ以上話すことはありません。
それ以上何か言うとコミュニケーションが無理に長くなり、気まずくなるのです。
会話がうまくいかない場合、その窓を閉めなければいけません。
たった3つの単語を並べるだけでできます。
「Ok, just asking」
それぞれの部分を見てみましょう。
「ok」=相手の言ったことを理解したという意味
「just」=直訳は「だけ」ですが、お願いや行為を弱めるために使う単語
「asking」=「頼む」
このフレーズで相手に伝わるメッセージは
ということです。
この「ok, just asking」を使うだけで、相手の話すプレシャーが一瞬で解消され、ホッとします。あなたもきっとホッとすると思います。
あなたが怪しいと思われなくなるのです。逆に助けてくれようとした「優しい人」だときっと思われます。
そして、他に何も言わずにそのままその場を去ります。コミュニケーションの窓がすでにしまっているのです。逆に「bye」か「enjoy your trip」の「コミュニケーションの窓を閉める」フレーズをまた使っちゃうとおかしくなります。
今の日本ではあなたが困っている外国人の方を助ける方法がたくさんあります。
- 道案内してあげたり
- 写真を撮ってあげたり
- 日本の文化を説明してあげたり。
でも今はもう、断られることを恐れる必要はありません。
断られたとしても、相手にいい印象を残し、日本のおもてなしを伝えることができるのです。
もう「No」で終わることはありません!