6月 19

英語で外国人と実際に話すことの一番難しいところとは?◯◯です

英語を学び始めたとき、あなたの夢は「狭い教室の中で先生としか話さないこと」ではなかったはずです。

むしろ「外国人と自由に、気軽に、楽しく英語で話すこと」だったのではないでしょうか?

英語を学んでいる多くの方々はきっと、後者を目指しています。

でも英語を毎日毎日一生懸命学び続けるにもかかわらず、

外国人と話せるようにはなりません。

それってなぜでしょうか?

実は英語をどれだけ学んでも、

マンツーマンレッスンを何回受けたとしても、

英語を話せるようにならない理由は簡単です。

英語を学ぶだけではなく、外国人と気軽に、自由に話せるようになるために不可欠なことを見逃しているのです。

それを、今回のコラムでご紹介します。

リアルな場面で英語が出てこない2つの理由

業のときに英語が話せるのに、

リアルな場面で英語を話そうとすると言葉が出てこないのはなぜでしょうか?

英語を学ぶだけではなく、実際に使えるようになるために、

英語を完璧に話す必要はありません。

TOEICを750点以上取る必要もありません。

理由は主に2つあります。

 

1. 怖いと思っている・緊張している

怖いと思っている、または緊張しているときに頭がうまく回りません。日本語でも、緊張して言葉が出てこなかった経験があるかもしれません。

2. 慣れていない

英語は数学ではなく、テニスのようなものです。テニスの動画を見たり、練習本を読んだりしたとしても、テニスができるようになるわけではありません。

テニスを実際に練習してマッスルメモリーを身につける必要があります。

英語も一緒です。

英語を練習する場所はだいたい1人でいるときか、お金を払って英語教師と決まった時間対面して話すことでしょう。

相手が積極的に話してくれたり、会話をリードしたり、難しくても優しく丁寧に教えてくれたりします。

先生と対面して話す場面のような不自然な場面に慣れると、その場面で英語を話せるようになります。

居心地よく英語を練習するのにいいかもしれませんが、リアルで触れる場面ではありません。

リアルな場面で話そうとしたら、慣れていないため言葉がスムーズに出てこなくなります。

英語を学ぶだけではなく、実際に話せるようになるために、この問題を乗り越える必要があります。

  1. 外国人と話すことに対する恐怖をなくす
  2. リアルな場面で外国人と話すのに慣れる

でも具体的に、どうしたらできるのでしょうか?

ここでは多くの方々は「1つのカギ!」「たった3週間でできる!」などの苦労せずにできる魔法のコツを探すかもしれません。

あいにくですが、そのような簡単すぎるコツは存在しません。

外国人と実際に話せるようになるためには1つの方法しかありません。

実は、このある著者が毎日戦うことと一緒です。

スティーヴン プレスフィールド氏が「やり遂げる」という著作で本を書くことの一番難しいところについて教えています。

「本を書きたいが実際に書かない人」と「実際に書く人」の違いはなんでしょうか?答えはきっと驚くと思います。

There’s a secret that real writers know that wannabe writers don’t, and the secret is this: It’s not the writing part that’s hard.

What’s hard is sitting down to write. What keeps us from sitting down is Resistance.

作家が知っていて、作家志望者が知らない事実がひとつある。こういうことだ。

大変なのは、書くことそのものではない。

書くために机の前に座ることが大変なのだ。

書くために座るのを邪魔するもの、それがレジスタンスだ。

本を書き終わるために最も大事なのは、

椅子に座って書こうとすることです。

それでもしない理由はきっとたくさんあるでしょう。

  • まだまだアイデアがない
  • 文章が上手じゃない、もっと練習しなきゃ
  • 今忙しくてあまり時間がない、また今度やってみる

それでいつの間にか1年が経って、本をまだ書き始めていないまま。

毎回うまいくいくわけではありませんが、

できるだけ「show up」する必要があります。

「Show up」ってどういうことなのでしょうか?

簡単にいうと、「姿を表す」という意味です。

Johnny showed up at the party last night.

ジョニーが昨晩のパーティーで姿を現した。

The teacher showed up ten minutes before class started.

授業が始まる10分前に先生が姿を現した。

でもただ「姿を表す」だけではなく、「何かをするために」姿を表すという意味もあります。

毎回恐怖に負けずに頑張ればいつの間にか本を書き終えることができます。

英語も一緒です。

Show up」する必要があります。

教室から解放され、外国人と実際に話せるようになるために、

英語でもできるだけ「show up」する必要があります。

つまり、できるだけ

外国人と話しやすい場面に姿を表す

ということです。

外国人と話せる場面にいないと、外国人と話す可能性は完全に0%でしょう。

でも外国人と話せる場面にいるだけで、たとえ英語が流暢に話せないとしても話す可能性はきっと0%より高いはずです。

外国人と話せる場面にいないと、外国人と話す可能性は完全に0%でしょう。 でも外国人と話せる場面にいるだけで、たとえ英語が流暢に話せないとしても話す可能性はきっと0%より高いはずです。

でもその本の著者の場合と同じように、様々な悩みや恐怖が湧きあがります。

「私にはムリ」

「へ〜怖い、絶対にできない」

「なんと言えばいいか全くわからない!」

「怪しく思われるでしょ」

こういう悩みは自然に出てきます。

でも大丈夫です。

そこまで考える必要はありません。

show up」することは「必ず外国人と話してみる」ということではありません。

初めから「外国人と話す」必要は一切ありません。

まずは、その場所にいるだけです。

1回目でも、

2回目でも、

3回目でも外国人と話さないかもしれません。

でもその場所にいるだけで外国人と話すプレシャーを感じます。そしてその場面にだんだん慣れてきます。以前感じた恐怖感がなくなるのです。

その場面でなんと言えばいいか具体的に思い浮かぶようになります。

その場面で外国人と話しかけるタイミングが見つかります

するとあっという間に

教室ではなく、そのリアルな場面で外国人と話せるのです!

リアルな場面で話しながら仲良くなったり、アイデアを交換しあったり、新しい刺激に出会ったりすることができます。

でもまずは「show up」する必要があります。

一緒にShow Upしましょう!

今回は課題があります!

今週中に外国人がたくさんいる場所を選んでそこで「show up」していただきたいと思っています。

忘れないでください。外国人と実際に話す必要はありません。まずは、「show up」してその場所にいるだけで結構です。

そこにいるだけで、もう成功なんです!

良さそうな場所が思い浮かばない場合、以下の場面がオススメです。

共通点のある人が集まるサークルのような掲示板サイトです。もともとアメリカのサイトで外国人が多いです。

こちらからご覧ください。

また

場所が決まったら、こちらのコメント欄で教えてください。

I’m excited to hear from you!

アーサーより


Tags


You may also like

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  1. アーサーのとりあえず、その場にいればいいという一言に安心しました。何か話さないといけない。話すならきちんとした会話と、綺麗な発音で話さないといけないと無意識のうちに思い込んでいたんだなと思いました。

    今日外国人観光客の方が多い神社に行って、その後スタバに行きたいと思います。とりあえず行くんじゃなくて、show up を意図して行くだけでも自分の意識が変わるなと、コメント書きながら思いました。

    話さなくていいから、気が楽です。いつも素敵なコラムありがとうございます。

    1. コメントありがとうございます!
      お近くにどんな神社がありますか?
      Show Upができたらぜひ体験談を教えてください。
      ご返信をお待ちしております。

  2. こんにちは?
    アメリカ在住です。ジムのズンバクラスに参加してみようと思います。喋れなくてもその場に行くことが大事。とても勇気付けられました。ありがとうございます?

  3. show up する場所は、空港行きの電車かな。
    最近、空港方面に行くことが増えて電車の中で大きなスーツケースを持った外国人旅行者を見かけます。
    最初は、どうやって話しかけたらいいかな?と思っていました。でも、何回も電車の中でみていると「空港に行くの?」「いい天気だよね」とか「日本はどうだった?」「面白い経験はありましたか?」などと話しかけられる気がします。

  4. Hey there! アーサー!

    SMSメールを、送って下さってありがとうございます。

    アーサーの おっしゃる事が、とてもよく理解出来ます。

    一番困難なことを乗り越えねばなりません。
    アーサーは、固く閉ざされた扉を開けるヒントをたくさんくれました。
    扉を開けるために、自ら動かねばなりません。
    1回でも、2回でも。
    “姿をあらわす” ことをやってみます。

    I have plans to go to Kanagawa,next month.

    アーサーは、入口をつくる人。
    一番困難な壁を乗り越える鍵を手渡す人。そう思います。

    やってみます。
    アーサーがついててくれますから。

{"email":"Email address invalid","url":"Website address invalid","required":"Required field missing"}