4月 16

英語で外国人を助ける!電車の券売機で切符の買い方を案内する方法

「本当につらい!」

日本で初めて乗車券を買おうとしていた僕はそう思っていました。

 

自動券売機の画面を英語にしても、行きたい駅はどこ、

運賃はいくらなど、使い方が全くわからなかったんです。

 

あの頃、手伝ってくれる人がいたらよかったなと思っていました。

あなたは自動券売機の前で迷っている外国人を見たことがありますか

画面をいじったり、何回かキャンセルしたり、後ろはだんだん長蛇の列になっていきます。

 

その外国人を助けたいと思ったことはありませんか?

「でも私にはムリ!」

「でも英語が全くわからない!」

と思っているあなたがいます。

 

でもこの場合、彼らを手伝うことって、そんなに難しいのでしょうか?

違います!実はすごく簡単です。

以下のネイティブが実際に使う意外と簡単な英語を使えば、あなたも外国人を問題なく手伝うことができるはずです!

 

手伝ってもらいたくても「no」で答えることもある

 

僕は道に迷っている時に日本人に話しかけられたことがあります。

「Do you need help?」と尋ねられたんです。「うん」と言いたかったのですが、なんとなく笑顔で、

「No, it’s ok thanks.」と言っちゃいました。

不思議だと思いませんか?道に迷っているのに、手伝ってくれる人がいてもなんとなく拒否してしまうんです。

それってなぜでしょうか?

いきなり「Do you need help?」または「Are you lost?」と言われると、なんだか相手に見下されたような気持ちになるのです。「正直に言うと、僕は恥ずかしくて拒否したのです。

あなたももしかして、同じような経験があったのではないでしょうか。

ポイント:

相手に安心してもらうために、相手と共感して同じレベルから話しかけることをおすすめします。

でも一体どうやって出来るんでしょうか?

実は、意外と簡単です。

 

相手に話しかけて共感してもらう

共感するために、相手との共通点を見つけなければいけません。要は、相手に「うん」と言ってもらう必要があります。周りの環境と天気を参考にして話しかけるのは一番簡単ですが、この場合は特に短くて共感しやすい言い方があります。

 

それは、相手の悩みと共感することです。相手は早く切符を買って電車に乗りたいはずなのに、難しくて行き詰まっています。その気持ちに共感しながら、以下のフレーズが使えます。

挑戦したい方は以下のフレーズも使えます。

相手はきっと、あなたの方へ向かって「うん」と言ってくれるはずです。この瞬間だけで、相手と共感でき、拒否される可能性もだいぶ低くなりました。

今があなたのチャンス!!!

 

お手伝いを提供する

道案内のレッスンかこのコラムで学んだように手伝わせてもらえるように頼みます簡単な言い方は

Do you need help?

Can I help you?

でもこのフレーズも少し上から目線のような印象があるので、以下のフレーズがおすすめです。

I’m glad to help, if you want.

相手はお手伝いが必要という意味が伝わらなくて、恥ずかしくなりません。

最後にある「if you want」の直訳は「もしよろしければ」という意味で、相手へのプレッシャーをなくすことができます。

相手はきっと、「yes, thanks!」と嬉しく答えてくれるはずです!

行き先を尋ねる

次は、相手の行き先を尋ねます。

Where are you going?

Where do you want to go?

 

切符購入の仕方を案内する

次に、切符の購入方法を案内します。目的は相手が自分で想像でき、次回は自分で買えるようになることです。

 

路線図で行き先を見つけて指を指します。そしてこう伝えます。

We want to get to (場所). That’s there.

フレンドリーに伝えるために、ネイティブスピーカーはよく “you”の代わりに“we”を使います。

例えば多くの場合、親しみを込めて  “How are you doing today?”という代わりに、“How are we doing today?” と聞きます。

“you”というとちょっと「外」な感じがして冷たい印象を受けることがあります。

ですから “we” ということにより「内」という印象を受け、冷たい印象を与えません。

“we” を使うと相手に共感を示すことができ、彼らと同等の立場にいるということを伝えることができます。

 

それで次に運賃を伝えます。

It’s (運賃) one way.

海外では、切符1枚は往復利用可能な場合があるので、「片道」(one way)というフレーズが大事です。

それで、画面のボタンを押して、お会計の画面に移動します。

お金を投入

お金を入れるところです。相手にお金を入れてもらうために、お金の投入口を指しながら以下のフレーズが使えます。

相手はお金を入れて、切符とお釣りを受け取ってもらいます。

でも確か、一番難しいところは切符を買うのではなく、切符の使い方かもしれません。

文化:

アメリカやヨーロッパでは、切符を一回だけ入れるのが普通です。

相手は改札に入るときと改札を出るときに切符を入れると思わないので、改札を通ってから捨ててしまう可能性があります。(実際に、僕と知り合いは勘違いで捨てた経験があります。)

なので、使い方も案内する必要があります。

切符の使い方の案内

説明する方法は案外簡単です。

「When you enter, put it in the gate.」

「When you exit, put it in the gate.」

お別れの挨拶

でも言うべき事がもう1つあります。別れる前に忘れずにお別れの挨拶を言っておきましょう。

笑顔になって、手を振りながら以下のフレーズが使えます。

“have a nice trip”

“Enjoy your stay in Japan”

 

さあ、これでその外国人を問題なく助けられました!

意外と簡単でしょう?

今度迷っている外国人を見かけたら、ここで学んだ事をぜひ使ってください!

使うことが一番大事です。

 

他に外国人を見かけた際に、話したいことがありませんか?

以下のコメント欄でシェアしてください!

あなたの声に合わせてコラムを作るかもしれません!

 

アーサーより

 


Tags

外国人, 駅


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  1. 切符を入口と出口でも必要なことも教えてあげた方がいいんですね!日本人にとって当たり前のことも外国人には戸惑うことが多いことがよくわかりました。アーサーから教えてもらって「へー、そうなんだー」とびっくりすることがいっぱいです。英語の勉強って文法よりこういうことを学ぶことの方が大切なんじゃないかなって思います。心のこもったコネクターになりたいです!

    1. コメントありがとうございます!
      Mutsukoさんがコネクターになっていただくように身を粉にして応援しています!
      (あってるかな?実は「身を粉にして」と言うフレーズを昨日初めてみました。おかしいなら教えてください)

  2. こんにちは。
    I ‘m glad to help,if you need.
    だと、変ですか?かたいですか?わりとこの言葉がでちゃいます。。
    今回のは日常頻繁に出会う場面なので、たいへん勉強になりました。thank you so match!

  3. “I’m glad to help, if you want.”
    初めて知りました。

    自分がアメリカに遊びに行った時も、もしかして現地の人に言われていたのかな?

    とても勉強になりました。

  4. I’m glad to help, if you want, さりげない助け船だしてみたいと思います♪
    It’s really good to know, thank you, Arthur!

  5. Hi Arthur
    I’m glad~というフレーズがありましたが、私の英語力が足りないのかもしれませんがgladという単語を初めて聞きました。使った事のない単語はいざという時に直ぐ出てきません。困っている外国人を見て助けようとしても「え~っと何て言うんだっけ・・・」と考えてしまい声をかけられなくなってしまいます。それよりもCan I help you?でも積極的に声をかけてコミュニケーションをとる方がいいのではないでしょうか。普段アーサーはそのように言っていたはずですが?

    1. 挨拶で使う、I’m glad to see you とかと同じではないですかね。
      結構一般的なフレーズかと思いますが。

    2. Hey Yukio!
      ご質問ありがとう!

      「glad」という単語は「嬉しい」という意味です。

      「can I help you」はもちろん使えるのですが、少し硬くて相手が恥ずかしくなる可能性があるので、すこし間接的な言い方が役にたつと思います。
      もし「glad」は苦手なのであれば、「I’m happy to help」でも大丈夫です。

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