日本人の98%が間違えてしまう「this」と「that」の使い分け | IU-Connect

日本人の98%が間違えてしまう「this」と「that」の使い分け

thisとthatの自然な使い分け
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「this」と「that」の使い分け。

難しいと思いませんか?

スペルは似てるのに、意味は正反対なんです。もしかすると、「this」と「that」の意味は以前学んだことがあるかもしれません。「これ」とか「あれ」とか。

でもいざ会話で使おうとしたら・・・

頭が真っ白。会話が行き詰まったり、違うことを言っちゃったり・・・。

 

だからもっともっとあなたは勉強します。YouTube動画を観たり、誰かに教わったりして「ふんふん、なるほど〜!」と理解します。

通勤の時にも、たまに独り言で呟いて「こういうときは”this”で、こっちは”that”で・・・」と練習しているかもしれません。でもまた会話になると・・・

 

「あれ?「this」と「that」どっちを使うんだっけ?」

「間違えちゃったかな?」

こんな悩みは、僕の生徒さんにもよく出てきます。何回も何回も同じ文法のルールを学び繰り返すのに、会話で使ってみると何も出てこない!

では、どうしたら「学ぶ」だけにとどまらず、会話で実際に使えるようになれるのでしょうか?

実は、「this」と「that」の使い分けは簡単にできるようになります。

問題は、あなたではないのです。

実際の問題は・・・

 

今までの「this」と「that」の使い分けの教わり方なんです。

ご説明させてください。

 

正直に言うと、僕も英語を教え始めたころは、英語学習業界でどこでもある方法のように使い分けや文法などを教えていました(実は、YouTubeの最初の動画を見れば、その僕の誤った教え方が観れます)。もしそういった「情報」を教えるだけで大丈夫だったとしたら、僕の生徒さんは使い分けを一回学んですぐに使えるようになっていたはずです。

でもなぜか、僕が伝えた「情報」を何度学んでも、英語のレッスンの時に何度練習しても、実際の会話で使えるようにならないままでした。

ネイティブは、「情報」など学ばずに英語を使えるようになっています。一体どうやってるんでしょうか?

今日は、ネイティブの感覚で、あなたが「this」と「that」をすぐに、自然に使えるようになるガイドをご紹介します。

これを読んで練習すれば、次回あなたが外国人と会話をする時には、

無意識に英語が出てきます。

もうドキドキしません。

逆に、自信を持って、楽しく会話ができるようになります。

このシンプルなガイドで、「this」と「that」の違いだけではなく、実際すぐに自然に使えるようになるコツもご紹介します。

あなはもう間違えを心配することはありません。

ネイティブみたいに自然に使えるようになる

「this」と「that」の使い分け

 

ネイティブだったら、何も学ばずに英語を自然に使えますよね。それは「ネイティブだから」じゃなくて、「あること」だけを気にしているからです。

ネイティブのように英語を使えるようになりたいなら、英語をネイティブのように学ぶ必要があります。ネイティブは、言葉の使い分けをマスターするために、言葉のイメージ、いわば『コトバの本質』を身につけます。

 

では、単語やフレーズを上手に使い分けるために、「情報」として学ぶのではなく、それぞれの単語の「感覚」から学びましょう。

 

■□「this」と「that」の『コトバの本質』■□

「this」と「that」のイメージは簡単に説明すれば「近い」と「遠い」ということです。でもそれだけ分かれば、使えるようになるのでしょうか?もうちょっと詳しく考えてみましょう。

 

1. 物理的に「近い」と「遠い」

この意味は以前に学んだことがあるはずです。「近い」ものだと「this」を使います。「遠い」ものだと「that」を使います。でもこれだけで十分なのでしょうか?

どれぐらい遠くなると、「that」を使うか、どれぐらい近くなると、「this」を使うかを考えたことはありますか?このルールは、あなたの個人的な感覚で決めます。

 

例えば、アメリカのパン屋さんにいるとします。

気軽に取れる距離なら:「this」

thisとthatの自然な使い分け:this

手前には美味しそうなパンがあります。一個を指して、「This looks good!」と言います。すぐ近くに感じて、ガラスがなかったとしたらすぐに取れる気持ちで「this」と言いました。「this」はいつも自分のもの、もしくは身近なことを指します。

 

ちょっと苦労して取れる距離なら:「that」

thisとthatの自然な使い分け:that

店員さんの後ろにある棚に、さらに美味しそうなパンがあります。この場合は、あなたは取ろうとするなら、前に少し歩いて、腕を伸ばして取るので、「that looks good!」と言います。

ネイティブはどちらも自分の手で実際に取ろうとしてなかったのですが、その「取ろうとする感覚」を感じながら使い分けています。

 

もし気軽に取れる距離なら、「this」を使います。もし少し苦労して取れる距離なら「that」を使います。あなたの個人的な感覚で決めることです。

 

2. 心理的に「近い」と「遠い」

物理的な距離とは限らず、「心理的な距離」にも、ネイティブは気をつけて使い分けています。

「心理的な距離」とは、例えば「親しみ」や「馴染み」のあるモノ・情報はあなたにとって距離が近いなど、何かを判断する時のあなたの心の反応です。

 

あなただけの情報なら:「this」

例えば、相手は知らないのにあなたが知っている情報はあなたのものと言えるでしょう。なので、相手に新しい情報を伝える時に、

「I want to say this to you.」

(君に伝えたいことがあるんだ。)

「I haven’t told this to anyone yet.」

(まだ誰にも教えていないよ。)

 

※もし相手がすでに知っているか分からない場合は、「it」を使います。

A:「Did you hear about it?」

(もう知っている?)

B:「No」

(ううん)

A: 「Ok, let me tell you this…」

(じゃあ、教えるね・・・)

もし相手が知らなかったら、あなたの心理的な「もの」になります。ですから「this」を使います。

 

あなたが知らない情報なら:「that」

もしあなたが知らないことだったら、「that」を使います。

「I didn’t know that!」

「That’s new to me!」

(知らなかった!)

 

今まで知らなかったので、心理的な距離を感じるのです。

この理由から、英語で相槌を打つ時にはいつも「that」を使います。

「That’s great!」

(いいですね!)

「That’s tough!」

(大変ですね!)

 

 

あなたが気に入ることなら:「this」

あなたが知っている知識以外にも「this」と「that」を使い分ける場面があります。

例えば、何か好きなことを表す場合、ネイティブは「this」を使いたくなります。

「What is this smell? I like this!!」

(なんの香り?いい香り〜!!)

「This is so good!!」

(おいしいな〜!☆)

気に入っていることなので、自然に「心理的に近づく感じ」がします。

 

「嫌なこと」や「驚くこと」なら:「that」

一方、嫌なことだったら、距離を置きたい感じがして、「that」を使います。

ひどい匂いがある時に、ネイティブはこう言います。

「What is that smell?!」

(えー!?なにこの匂い?!)

嫌な匂いが物理的には近くからしていても、ネイティブは「this」を使うことがありません。説明している僕でさえも、「なんでだろう?」と不思議に思うくらいです(笑)。あとは、びっくりすること(もの)は、本能的に危ないと思い込むので、びっくりした当初は距離を感じます。

なので悪い意味でびっくりすることがあったら、

「What is that!?」

(なんだこりゃ!?)

と言います。僕は、この文章を読むだけで、「嫌なんだろうな」と感じます。

 

 

■□「this」と「that」を自然に使うコツ■□

1. ネイティブが使うコツ:あなたの反応に従う

言語は、自分の中にあるイメージや感覚を伝えるためのツールです。なのでどう言えばいいか悩む時に、あなたの心の中の反応に従ってください。

緊張している感じですか?そしたら「that」がいいかもしれません。

気軽な感じですか?そしたら「this」がいいはずです。

「this」と「that」はアナタだけの気持ちを伝えるので、正しい使い方はあなたの中にあります

心に従えば、きっと間違えません。

 

2. あなたの英語が自由になる方法

僕は日本語でコラムを書くとき、いつもすごくワクワクしてしまいます。

でも、実は僕も日本語を学び始めた頃、間違えることがすごく怖かったです。いつも新しい使い分けの勉強や文法の分析ばかりしていました。僕もあなたと同じで、間違えたくなかったからです。

語学は単語とフレーズの暗記ではなく、『自分の中にある気持ちやイメージを、世界に伝えるツール』ということが分かってから、人生が180度変わりました。

そうしたら細かい使い分けや文法を勉強する代わりに、ネイティブの態度を見て、言葉の基礎となっている感覚やイメージをいつの間にか取得できるようになりました。

それが結果として、辞書を調べるより、直接ネイティブに質問するようになり、

話してみる前に時間をかけて必死に会話を「準備」するより、すぐに会話を始めるようになり、

その時初めて、僕は日本語を勉強していて「やっと自由になった」と感じました。

このコラムを読んでいるあなたにも、ユーコネクトを通して「自由」になれるように願っています。

 

3. 第一歩:単語を感覚につなげる

英語で反射的に話せるようになりたい方は、このエクササイズをやってみてください。

「this」と「that」を自然に使えるようになるためには、物理的・心理的な距離感覚を、あたなの心とカラダが感じる正しい方の言葉とつなげなければいけません。

一度目を閉じて、安心して幸せな気持ちになることを想像してください。

そうしながら「this is good」「I like this」「I want this」を独り言のように繰り返してください。

頭の中で言うより、実際に口に出す方が効率的です。

その気持ちで「this」を使うと、あなたはまたその気持ちになる時に「this」を自然に言えるようになります。何回かかかるかもしれませんが、ぜひ頻繁に使ってみてください。

今度はもう一度目を閉じて、嫌な気持ちになることを想像してください。

そうしながら「that is bad」「I don’t like that」「I don’t want that」と繰り返してください。

 

このエクササイズを練習すればするほど、「this」と「that」が自然に使えるようになります。

これであなたはもう英語をただの単語としてではなく、感情を交えた『コトバの本質』として捉えるようになり、頭で考えずに自然な応答ができるんです。

次に英語で会話をする時、「自分の心」を気にしながら、「this」と「that」を使ってみてください。

いつも応援しています!
アーサーより

Blog Comments

Hi Arthur,

質問があります。学校に私が支払った授業料のレシートを欲しいとメールしました。

そして、学校から以下のような返信が来て添付ファイルでレシートをもらうことができました。

I sent copies of the paid invoices.
Please let me know if those work for you.

↑学校側は添付ファイルを私に送ったので、私の手元にあるからtheseではなく、thoseとしているのでしょうか。

この後、ありがとうと返事する時は、

We received them. These will work.

とthoseではなくtheseでいいですか。

Hey, Authur,
I really enjoyed your instruction.
While in the U.S., a teacher sometimes said to me, “I like that.”
What do you think about it?

Hey Yasu! I think it makes sense!

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