IU-Connectの起源はシアトルのコーヒー屋さん
「アーサーこれってダサくない?」
コーヒーの香り、エスプレッソマシンの泣き声が頭の上を漂っていた。
2013年の夏、当時通っていたシアトルの大学近くコーヒー屋で、
アーサーとケンは開いたノートに向き合い座っていた。
目的は?
これから創る活動の名称を決めること。
アーサーが東京に留学する数週間前だった。
日本への留学は大学に入ってから以来の夢で、留学するためにシアトルでの仕事の内定を断った。
アーサーにはもっと大きな夢があったからだ。
毎年彼の通う大学には数百人の日本人が留学生としてやって来る。
しかし、残念ながらほとんどはあまり喋れるようにならず帰ってしまった。
もったいなすぎて、どうにかしたい。
問題の原因は英語や外国人に対する考え方にあると彼は気づいて、
新しい考え方を広めたいと思っていた。
それは、学習より行動、知識より心に重きを置いた考え方だ。
じゃあ、アーサー、こういうビジネス、活動ってなんと呼べばいいんだろう、、、
Ken
さっぱりわかんないな(笑)。まあ人間関係が中心なんで、「なんちゃらコネクト」を入れたいな。
Arthur
それちょっと幅広すぎない?
Ken
そうだな。IT企業っぽいしね。
Arthur
言語との関係が必要だから、、、
Ken
言語コネクトは?
Arthur
1時間経って30点のアイデアが並んだ。
そこで、アーサーの目が皿になった。
ひらめき
I got it!
Arthur
Great! What is it?
Ken
アーサーがこういうことを書いた:
言うコネクトだ!
Arthur
イウコネクト??
Ken
うん!かっこいいんじゃない?
Arthur
アーサーがアメリカ人だからそう思うんだよ。この書き方ってダサくない?ローマ字にしようよ。
Ken
そこでIU-Connect (ユーコネクト)が誕生した。
ユーコネクトの初期
当時、ユーコネクトが具体的にどんな形態になるかはよく分からなかった。確かだったのは、英語本来の目的に戻ること。英語を通して日本人の世界と交流できない、言語とマインドのカベを壊したかっただけ。
アーサーは、東京の留学生活も精一杯楽しみながら、家庭教師として活動を始めた。
そしてYouTube動画をアップし始めて、毎週水曜日に渋谷で英会話サークルをやっていた。
今のユーコネクトは生徒のユウコのおかげ
日本に来てアーサーの2人目の生徒のユウコ。30代前半、富山出身。
英語を勉強していたのはこんな理由。
ユウコさんの英語を勉強したい動機はなんですか?
Arthur
今の仕事で外国人のお客さんがいて、英語でスムーズに接したいんです。困っている外国人を見かけたら手助けもしたいです。
Yuko
いいね!一緒に頑張りましょう!
Arthur
それから数ヶ月経って、道案内を勉強することになった。何回か道案内を勉強して、ユウコがスムーズにできるようになったのでアーサーが課題を出した。
次のレッスンになって、アーサーがワクワクしてユウコを待っていた。
アーサー:ユウコさん、こんにちは!課題はどうでしたか?
ユウコ:ごめんなさい。外国人を見かけたんですけど、話せなかったです。
ユウコさん、お疲れ様でした!次回までに渋谷駅とかで困っている外国人に声をかけて道案内しようね。
Arthur
あっ、、、はい(汗)
Yuko
次のレッスンになって、アーサーがワクワクしてユウコを待っていた。
ユウコさん、こんにちは!課題はどうでしたか?
Arthur
ごめんなさい。外国人を見かけたんですけど、話せなかったです。
Yuko
ユーコネクトの再誕生
ユウコだけの問題ではなかった。アーサーの他の生徒にも同じ問題があった。
レッスンの時は楽しく話せたが、現場で話すとなると何も話せずにいた。
これで、今のユーコネクトの方向性が決まった。
留学が終わる直前の2014年の秋に、アーサーはユーコネクトのグランドデザインを描き始めた。
実用的な英語を学ぶだけではなくて
日本人が英語を話せない実際の問題を解決する場にする。
それからユーコネクトの形態、規模、コンテンツは大幅に変わったが、方向性は変わっていない。
英語の目的は単語を暗記するのではなく、相手と心を伝え合うこと。
人と交流すると自分の可能性が開花する。
英語をツールとして使って、世界の方々と積極的交流するコネクターになろう。
あなたもコネクターになりませんか?
コネクターとは、英語を本来の目的で使って、世界の方々と積極的に交流する方です。
ユーコネクトではこういう方を育てています。
あなたもユーコネクトに加わって、世界とつながりませんか?
まずは第一歩として、外国人と実際に話せるようになるカギをこちらの無料ガイドで学びましょう。