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みなさん、こんにちは!アーサーです!
「イタリア」「イタリー」のように、名前が2つある地名を目にしたことはありませんか?
地名の名前が2つあると、英語でどちらを使えばいいのか迷いますよね?
ちなみに上記の例の場合は、Italyを使います。
100%とは言えませんが、どちらを使えばいいのか見分ける方法が分かったので共有します!
どちらを使えばいいのか見分ける方法
一般的に言って、イギリスと1,000年以上の長い歴史的な繋がりのある国は、本来の地名とは別に英語の地名がある傾向にあります。
1,000年ほど前、イギリスはフランス、ドイツ、イタリアなど中央ヨーロッパの国々と深い関わりがありました。
よってこれらの国々の名前は、英語化されていたり、オリジナルの読み方とは異なるものに変化したりしています。
日本でも似たようなことが起こっている
日本では戦前、外国の国名をカタカナではなく漢字で表現していました。漢字で表現した際の読み方は、オリジナルのものと全く異なります。
例:
イギリス=英国
ヨーロッパ=欧州
オーストラリア=豪州
先ほど中央ヨーロッパの国々の地名は英語化されている可能性が高いとお伝えしました。しかし、ヨーロッパの外にある国だとしても、主要都市の地名は英語化されている可能性があります。
しかし歴史が浅く、小さくてマイナーな都市は、英語化されておらず、オリジナルのものと同じように発音される傾向にあります。
地名の例
実際に本来の地名と英語化された地名でどのような違いがあるのか、見てみましょう。
左側が本来の読み方、右側が英語での読み方です。
中央ヨーロッパの地名
ドイツ = Germany(ジャーマニー)
ミュンヘン = Munich (ミューニック)
ケルン = Cologne (コローン)
スイス = Switzerland (スイっツァーランド)
チューリッヒ = Zurich (ズリック)
一方、マイナー都市はオリジナルと同じ読み方をします。
フランクフルト = Frankfurt
シュトゥットガルト= Stuttgart
ハンブルグ = Hamburg
オーストリアは500年近い歴史しかない、比較的新しい国です。よって英語でもそのままオーストリアと読みます。
しかしオーストリアの首都ウィーンは長い間影響力を持っていました。よってViennaと呼びます。
ウィーン = Vienna (ビエンナ)
オーストリア = Austria
地中海の地名
イタリア = Italy (イタリー)
フィレンツェ = Florence (フローレンス)
ベネチア = Venice (ベニス)
ミラノ = Milan (ミラーン)
ギリシャ = Greece (グリース)
アテネ = Athens (アセンス)
トルコ=Turkey (ターキー)
上記のような主要都市には英語化された読み方がありますが、Thessaloniki(テッサロニキ)のようなマイナー都市は同じ読み方をします。
ヨーロッパの端の方の地名
オランダ = The netherlands
ちなみにオランダの由来は、netherlandsで最も影響力のある地域ホーランドです。
ベルギ = belgium
ブリュッセル = Brussels
まとめ
その国や都市がイギリスと長い繋がりがある場合、その地名は英語化される傾向にあります。またこのルールは、フランス、ドイツ、オーストリア、地中海の国々のような中央ヨーロッパに当てはまります。
「もっと英語を学びたい」という方は、以下のフリーガイドをご覧ください。