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みなさん、こんにちは!アーサーです!
多くの日本人は、英語で挨拶をする際「どうしてる?」と言いたくて“What’s wrong?”と言います。
しかし実はこのシチュエーションでの“What’s wrong?”には違和感があります。
今回は、以下の3点について一緒に学びましょう!
“What’s wrong?”の正しい意味
“What’s wrong?”を自然に使うタイミング
「どうしたの?の自然な英語での言い方」
“What’s wrong?”の正しい意味
辞書で「どうしたの?」や「どうしてる?」を引くと“What’s wrong?”が出てきます。しかし実際の英会話では、「どうしたの?」や「どうしてる?」と言うべき状況で“What’s wrong?”とは言いません。
まず“what”は「何が」という意味です。そして“wrong”は「間違い」という意味です。つまり“What’s wrong?”は、何か間違いがあるときに使われる表現で、ネガティブな意味を持っています。
これは日本語の「どうしたの?」と似ています。「どうしたの?」と言われると「え?私何か間違ってる?」と感じますよね。
それと同じような感覚で、挨拶に“What’s wrong?”を使うと違和感が生まれます。
“What’s wrong?”を自然に使うタイミング
“What's wrong?”は相手が悲しそうだったり問題を抱えていそうだったりするときに使います。
相手と会ったときに挨拶として使う表現ではありません。
では相手と会ったときの挨拶では、何と言えばいいのでしょうか?一緒に見てみましょう。
「どうした?」の自然な英語での言い方
相手に会って「どうした?」と挨拶する場合は“How have you been?”と言いましょう。
そうすれば相手は“I’ve been good.”や “I’ve been ok.”と返答してくるでしょう。
もしくは“What’s new?”や“What’s new with you?”でも構いません。その場合の返答は“Nothing.”や “Nothing is new.”で「何も新しいことはないよ(=いつも通りだよ)」となります。
また“What’s up?”も「どうした?」と挨拶する際に使える表現です。“What’s up?”の使い方や返答方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
英語で「what’s up?」と聞かれたら、どう答えればいいか知っていますか?
“What’s up?”は挨拶として有名な表現です。しかし実際には、相手が悲しそうだったり何か問題を抱えていそうだったりする際に使われます。“What’s wrong?”よりもカジュアルで柔らかい表現です。
挨拶として“What’s up?”を使う際は、力強く笑顔で言うといいですよ。そして相手が悲しそうだったり何か問題を抱えていそうだったりする際は、トーンを少し上げて発音しましょう。
いくつか表現を紹介しましたが、相手が悲しいのか楽しいのか分からない場合は“What’s up?”を使うことをおすすめします。
まとめ
“What's wrong?”は相手が悲しんでいたり何か問題を抱えていそうだったりする際に使う表現です。
よって単純に挨拶をする際は“What's wrong?”ではなく“How have you been?”や“What’s new?”、“What’s new with you?”を使いましょう。
また“What’s up?”はトーンを変えれば相手がどんな状態でも使える表現ですのでおすすめです。
「どうしてる?」の英語での言い方について解説しました。
「もっと英語を学びたい」という方は、以下のフリーガイドをご覧ください。